souzoku_shien’s blog

相続手続支援センター山梨の専門ブログです

高齢化の現実

相続前の相談が多くなって来ました。それも推定の相続人様が多いのです。ご両親或いは残された親御さんが介護や認知症になってしまってからの相談です。1番困るのはもう危ないから

現預金その他をどうしたら良いでしょか?

相談された私もなんとも言いようがありません。法を犯すことはできませんし、認知度によっては裁判所への成年後見をお願いしなければなりません。高齢化の現実を高齢者の私たちがもう少し認識してできることはして置く事です

このところその話ばかりですがしつこいようですが終わりのその時は誰にでも必ず訪れるのです。そしてその時の一番悲しいのはもし認知症になり家族に看取られているのかを判断できない状態です。もしそうなった時はどうするのかそんな話が出来る家族関係を持ちたいものです。

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子供の不安?

子供が親に決めておいてもらいたい事を聞いて見ました。どうですか?子供さんは言うに言えない

聞くに聞けない不安をもっています。親の方からそんな問題をクリアにしてあげましょう。

寝たきりになってしまったらその後は子供さんに頼める関係を作って置く事です。親としての威厳も大切ですが、世代交代と潔く下がってし

まうと気持ちも楽かもしれません。

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終活セミナー

相続手続支援センター山梨では甲府市の出前講座に登録しています。

自治会・老人大学・生涯学習の様々なサークルからご依頼を頂き相続になると

どんな手続きがあるのか?そしてどんなケースは遺された遺族が大変な思いを

するかなどを笑い半分真剣半分な感じのセミナー活動をしています。

本来の仕事は相続が発生してからご遺族から手続きについてのご相談で様々なご不安を

聴かせて頂きご相談者に必要な手続きのご案内から始まるのですが、

ご相談内容を聴かせて頂くと故人様が生前に出来た事や相続の基礎知識を少しでも知っていたらと

思う事が多く高齢者時代の今必要な事は終活セミナーで多くの方が自分の終末を考える事に力を

入れる事にしました。山梨県健康寿命全国一位だからこそ出来る事をお伝えしていきたいと思います

 

葬儀後の手続き

おはようございます。

梅雨入りを感じさせる朝を迎えました。

葬儀後の手続き?以前お伝え致しましたが

今日は遺言のお話を少し

私達支援センターでは、葬儀後の手続きをチェックリストにそって

ご案内をさせて頂きます。

そのリストの一番に書かれている事は

遺言の有無なのです。遺言が書かれていた場合

その遺言が自筆遺言なのか?

公正証書遺言なのかを確認致します。

今は、遺言キットの様な物も販売されはじめ

ご自身で書かれる方も増えてきました。

手引きにそってきちんと書かれた遺言でも直ぐに

有効に活用出来るのか?

NOなのです。

亡くなった方の最後の住所地を管轄する家庭裁判所へ持って行き

必要な書類を集めて検認の手続きをしなくてはなりません。

書類を集めたり検認されるまで金融機関や不動産登記なでの

手続きは、進める事が出来ないのです。

遺言は最後の家族愛の形

残すのなら自分の意志を速やかに実効される

公正証書遺言を。